空気感は、撮影場所によって異なるのです。
初めて買ったカメラ、ライツ・ミノルタCLは別にして学生時代から長い間迷うことなくニコンを使っていた。ある時、家人の父親と南フランスを旅する機会があり、同一場所から撮影した写真の仕上がりを見て愕然とした。コンタックスを愛用していた父親の絵の方が色合い、その場の空気感がシャッターを押した記憶に近かった。それから、ちょいとお高かった価格のコンタックスを中古で揃え、お仕事にも好んで使っていた。レンズは最高に良かったがボディがよく壊れ、それが不満でライカR(一眼レフ)に手を出した。その後、老眼でマニュアルフォーカスが辛くなり、キャノンのEOS1vを購入し初めてズームレンズを主役に投じることになったが、デジタルに移行した今でも、キャノンを問題なく使っている。そんな風に一眼レフではあれこれと使ったけど、レンジファインダーは、ライカだけが手元にいる。ずーっとね。
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