ライカMレンズ300万代前半のカナダ製レンズ。手持ちライカMレンズの半数以上はこの番号帯辺りのレンズです。経営難に陥ったライツ社からライカ社に代わるこの時期のMレンズは、コレクター諸氏には関心が薄いものが多いです。作り込みがちょいとちゃちで、ドイツ製ではなくカナダライツで組み立てられたレンズが多いのもその理由の一つですが、まあ、そのおかげ?もあり比較的安価で程度の良い個体を手に入れることができます。使ってみると、ライツ時代の名残というか?柔らかさのなかにライカ時代の切れるような線の細さを兼ね備えているようでオイラにとってはお気に入りです。カラーフィルムで撮ってもデジタルライカM8でも相性ばっちり、そんなわけで、この辺りの番号帯のMレンズが好きなのです。
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