バベルを観に行きました。世界の言語がもし一つだったとしても、他者とのコミュニケートは難しいのではないだろうか?モロッコ、メキシコ、アメリカ、日本を舞台にそれぞれギリギリの精神状態の人物を通して描かれているけれど不快を感じるシーンもあり、伝わりにくい映画だと思います。
一丁の銃が関わっているというより、銃の象徴的存在を感じました。
特にメキシコでの結婚パーティの最中、景気付けにガエルくんが天に向かい2発発砲した後、カメラがその銃をほんの少し追いかけるシーンや役所広司の妻が日本では考えにくい銃で自殺したラスト話など細かなパートでね。
個人的には、ガエルくんが子供たちの目の前で鳥を絞めるシーンが驚きと共に印象に残っていますね。
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