昔は美術館や有料画廊を使うしかなかった写真展会場を、感じの良い小さなスペースとして天神、大名、今泉、薬院あたりで探すことは現在では難しくはないだろう。
写真集を創っていただけたときは、百道にあるまだ内装工事に入る前の廃墟のようなスペースを無料で、そして友人K氏の手を借り写真展を催した。
今、カメラが簡単に操作できるようになったのも一因だと思うが、やはり多くの女性たちが写真を撮り始めだしたコトが、こんなにも写真が身近になった大きな理由のひとつである。
「これでもか!」と強く主張するドキュメントばかりに接していた時を過ごしたことがあるオイラには、身近な自分まわりを丁寧に刻む、女子の感性は嫌いではない。
辺境(もはや存在しない?)も見飽きたこれから先、写真がどのような方向をたどって行くのか興味津々。
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