昨夜TVを見ていると「ランド・ラッシュ」という特集を組んでいた。
要するに食料事情が悪くなる未来のために、自国では限りある農地を海外に求めるということだ。隣国韓国では自国と同じ広さの農地をもはや契約しているそうだ。農地を求めると言っても買い上げるわけではない。利権が合えば契約という形で借り上げるという。
ここで現地の農民も巻き込み、将来大量に不足するであろう安全な穀物を現地で作るという国家的プロジェクトなのだ。
肥沃な土地を持つウクライナやロシアなどの例が取り上げられていたが、日本は、いつものように乗り遅れているようだ。2〜3年前の世界的穀物危機を忘れてしまったように、足踏みしている日本を「のど下過ぎれば、熱さ忘れる」というピッタリの格言で締めくくられていた。
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