誰にでもお気に入りのカフェは存在する。
パリではサンジェルマンにあるカフェ・フロールが好きで、そのために近くのプチホテルを探して宿泊していた。その後、その界隈にあるラ・パレットやちょいと庶民的なオデオンなど好みが分散した。フロールで朝食にバターと蜂蜜で食したタルティーヌは忘れられない美味しさ。プライベートで何回もでかけたパリでは、ほとんどの写真をお気に入りのライカ(M4とM6)35mmと50mmのズミクロン、28mmの初代エルマリートを使いモノクロB&W(トライX)で撮った。お仕事でなく、お気に入りの場所をお気に入りのカメラで撮影する。このことは、写真愛好家にとって何事にも代えられない最高の歓びである。
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