エジンバラにあるすばらしい高級ホテル「カレドニアンホテル」です。写真とは関係ないけれど、昨日BSで「アメリカンビューティ」を観ました。好きな映画で3度目の鑑賞です。映画は、アメリカのどこにでも居そうな上流社会には手の届かない中産階級というか中流3人家族のお話しです。一人娘は思春期で両親に反抗し、父親はその娘の親友に恋をして、母親は同業者のトップと浮気してる。父親が娘の美しい友達を一目見た瞬間から人生を変えていくのが面白いです。14年勤めた会社を辞めバーガーショップに再就職。若かりし頃(70年代)を思い出しマリファナを吸い身体を鍛え、思いつくままの生活を始めるのです。ドロップアウトしたかの様だけど、本人はとても生き生きとしています。ある晩、家族3人幸せな時期に撮られた写真を父親が手にしている時、隣人の勘違いで射殺されますが、血の海のなか、殺された父親役ケビン・スペーシーの表情は幸福感にあふれています。ストーリーはこんな感じだけど、ポジティブ、ネガティブ関わらず、いろいろなアメリカ的事情・背景が軽妙(絶妙)に盛り込まれています。アカデミー賞受賞も納得の映画ですね。最期に語る父親の言葉が耳に残っていますよ。「死の瞬間は一瞬ではない」
コメント
コメントフィードを購読すればディスカッションを追いかけることができます。