フォトジェニックなクロード・ルルーシュ映画「男と女」で登場したドービルにて甘美なフランシス・レイの曲に魅せられスローモーションでここをトランティニアンが運転するフォード・マスタングオープン。天気はいつも曇りか雨、コダクロームの渋い発色のなかに突然モンタージュされるモノクロフィルム。圧巻は、アヌーク・エーメ演じる大人の女。ワンレングスの髪をかき上げる仕草、アンニュイという言葉を広めた女性像はオイラの思春期を掻き乱し、今もその影響は意識のなかに埋没することなく生きています。解りやすい美しさを堪能したければ、60年代の映画ですがオススメします。それからピエール・バルーのサンバ(ボサノバ)は最高なのですよ。
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