M-LEICA*note

*雲変化

LeicaM4+Summilux-M 50mm f1.4/2nd-generation絞りf5.6

広い空のもと雲を眺めるのが好きです。けっして同じ形のものはなくそして動く速度が速いほど魅了されます。露出は切り詰め、ある程度絞り込み、詳細（ディテール）を醸し出す。陽が沈んだ後も表情が変わります。

Summilux50

豊かな雲を観ながら、お酒を飲み始める。そんな一瞬が至福のときでした。今の社会では当たり前のように語られる「忙しい・・」という関わり方をもう一度、考え直しても良いのではないか。これまできちんと過ぎるほど貢献してきたのではないだろうか。「気がついたときはもう遅かった。」という場合が多いというのも事実。

*ヌアヌ・パリ

LeicaM4+Noctilux-M 50mm f1.0/2nd-generation絞り解放

ホノルルからコウラウ山脈を越えカイルア・タウン向かう途中にある有名なヌアヌ・パリ展望台です。カメハメハ大王（ハワイ島軍）がオアフ島軍を打ち負かし、ここの断崖絶壁から多くの軍人を落としたという歴史的に意味ある場所です。下方から吹き上がる風の強さでも有名ですが、興味は見晴らしより北側に見えるニードル状の山でした。ここでも、ノクティルクス50mm絞り解放で撮ってみました。

*ノースショア

LeicaM4+APO-Summicron-M 90mm f2.0/ASPH絞りf4.0

パワー溢れる波が上がる冬のオアフ島ノースショアでも穏やかな日は海の色も濃く、往年の老サーファーたちや女性が気持ち良さげにポイントに向かう。

*アロハ柄

LeicaM4+Noctilux-M 50mm f1.0/2nd-generation絞り解放

中景を絞り解放で撮影しても周辺光量が落ちていますね。また色のにじみ方も好きだなあ。こういうのはもう個人的好みの世界ですね。この時の露出も、オーバー目にして撮っています。

*Noctilux露出

LeicaM4+Noctilux-M 50mm f1.0/2nd-generation絞りf1.4

ノクティルクス50mmf1.0を使って昼光のもとの露出を考えてみる。あまり絞り込みたくはないので、フイルムはベルビア50を選んでいる。ライカM4の最速シャッター速度は1/1000。晴天日の強い光であれば、絞りはISO感度50でf2.8~4.0前後。NDフィルターを使うという手もあるけれど、あえてちょいオーバー気味に今回撮ってみた。今までは、きりりとした解像力と極彩色を求めベルビアをセレクトしていた。それが今回のように露出を気持ちオーバーにしても、色彩力が崩れず、ちょいと淡い仕上がりが今、気にっている。

*膨張しても

LeicaM4+Summicron-M 50mm f2.0/3rd-generation絞りf4.0

驚くことに、北極海の氷がすべて溶けても水面はさほど上がらないらしい。

Summicron50

温暖化により海水の膨張はあったとしても数cmの範囲内で、氷が溶け数メートル海水位が上がるなんてことは、科学的に実証されていない。例えば、「スコッチをオンザロックで作ったとして、氷が溶けたとしてもグラスから溢れ出すことはない。」と誰か？が言っていた。「なるほど」とは思ったが、温暖化がどうの？というより排出CO2ガスや森林伐採、ゴミ問題など科学的根拠をもとにもっと議論した方が良い。ただ環境のため・・・という大義名分だけでは済まない気がする。

*遺憾

LeicaM4+Noctilux-M 50mm f1.0/2nd-generation絞りf5.0

数分に一回、海波を飲み込み吹き上げる「潮吹き岩」ある種の不満をガス抜きするかのような勢いに見入ってしまう。中国製加工食品の殺虫剤残留問題について「遺憾に思います。」西表・石垣島に中国から大量のゴミが海岸に流れ着きマングローブなどの生態系が壊れる可能性が出ている。「遺憾に思います。」もうすぐ黄砂の季節。中国本土の砂漠化を問題視する。「遺憾に思います。」在日米軍兵による繰り返される女子暴行事件。「大変、遺憾に思います。」政府（国）が言う遺憾というのは、結果、どのようになるのかしら？すべて、お互いが傷つかないような（国レベルでは・・）落としどころを計っているのだろうね。友好国関係を維持するための（ものを言わない）日本的解決法。処世術？スピルバーグが3日前、北京オリンピックの芸術顧問を辞退した。理由は、ほとんどの日本人が知らないスーダン・ダルフール紛争の中国政府の姿勢対応に反対して。国と個人の違いはあったとしても、スピルバーグの姿勢に潔さを感じるのはオイラだけだろうか？

*日系移民？

LeicaM4+Noctilux-M 50mm f1.0/2nd-generation絞り解放

ニュースを見ていると腹立たしいことばかり。

Noctilux50

これじゃ体調に良くないやね。ということで、オアフ島中北部ドール・プランテーションで撮った写真だけど、2人は昔の日系移民だよね？きっと。。お父っつぁんの前歯が抜けているのが、らしいよね。歯と言えば、人気があるらしい（芸能界ネタはよく知らないが）「小栗旬」が主演しているTVドラマを見てみると、実に笑顔がいい。よくよく見ると歯並びがきれいですね。人気がある理由が解りましたよ。

*絞りで変化

LeicaM4+Summilux-M 35mm f1.4/stopper attachment絞りf4.0

球面ズミルックスやノクティルクスを使っていて面白いところは、選んだ絞りで出来上がった写真の描写が違ってしまうところです。レンジファインダーでは、素通しガラスを透して撮影風景を視るわけだから、その描写の違いは現像が上がってくるまで解らない。そこのところが、このレンズたちにハマってしまう理由のひとつでもあるんだよね。

*ノクティの周辺光量

LeicaM4+Noctilux-M 50mm f1.0/2nd-generation絞り解放

ノクティルクス50mmf1.0解放絞りを使い遠景を撮る場合、条件によって周辺光量が落ちる場合があります。オイラはスポット効果として受け入れることが多いけれど、個体差でどっぷり（ひどく）落ちる場合もあるようです。それにしても、この大好きなクセ玉ノクティルクス。新品定価が急上昇したり、モノ自体が不足状態でここのところびっくりするほどの中古価格で取引されてますね。