大麻は戦前にはどこにでも自生していた草である。いや、ただの草ではない。咳止めとしての効能があり、以前は薬草として使われていた。日本においては、アルコール飲料やタバコに対する規制は世界的にみてとても緩い。それは税金をかけ税収が上がる品々だからだ。国民の健康というより嗜好品という名の下に課税・徴収しているわけだ。世界を見渡せば大麻を合法としている国が少なからずある。とすればルール作りが好きで杓子定規なこの国では、限定嗜好品として取り扱い、税金をかけJTあたりで管理すれば、怪しげなルートを一掃することができるのではないだろうか。アメリカでは命のファイナル・ステージに居るものには希望により好みの麻薬を処方してくれるという。官僚、行政、政治は国民の生活が滞りなく潤滑に推移するように創設された組織だと思う。省益、国益、自己保身もわからないわけではないが、言葉だけでなく民に向き超法規的に行動して欲しい。大麻草より大きくこの国を蝕む要因は、数限りなく存在しそうだ。
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