眼で見たものが、絵になり写真になります。
具体化するために、具体化しやすいような絵筆をカメラを選べば良いと思います。画家にお気に入りの絵の具と筆があるように、オイラにはライカMボディ（M4がいちばん好きかな）とライカレンズがあります。他者にとっては、それがキャノンだったりニコンだったり・・・要するに、お気に入りで望んだ仕事をきっちりしてくれるものであれば何でもいいのです。
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10 月 2007
2007/10/15
*汐風香るカフェ
オンフルールの小さな港に似合う汐風薫る小さなカフェ。
パリからドービルとオンフルールにでかけました。知人のクルマを借り、日帰り旅行ということでしたが北の冷たい風が心地良く、それにもまして南仏のような派手さはないけれど、カメラ片手に散歩するにはちょうど良い大きさで、ステキな日曜日の忘れることができない思い出の一つになりましたよ。
2007/10/14
*ダバダバダ、ダバダバダ
フォトジェニックなクロード・ルルーシュ映画「男と女」で登場したドービルにて甘美なフランシス・レイの曲に魅せられスローモーションでここをトランティニアンが運転するフォード・マスタングオープン。天気はいつも曇りか雨、コダクロームの渋い発色のなかに突然モンタージュされるモノクロフィルム。圧巻は、アヌーク・エーメ演じる大人の女。ワンレングスの髪をかき上げる仕草、アンニュイという言葉を広めた女性像はオイラの思春期を掻き乱し、今もその影響は意識のなかに埋没することなく生きています。解りやすい美しさを堪能したければ、60年代の映画ですがオススメします。それからピエール・バルーのサンバ（ボサノバ）は最高なのですよ。
*オンフルール
サビニャックのポスターに何度も登場する小さくかわいい港町。
有名になりすぎたドービルのすぐ近くにオンフルールがあります。小さなカフェ、レストランとすべてがミニマムな美しさ。ドービル（ノルマンディ）まででかけるならオンフルールまで足を伸ばすことをオススメします。このときの小さなカメラバッグにはモノクロフィルムを詰めたライカM4にM6、そしてレンズはズミクロン35mm&50mmだけ。このセットがいろいろと迷うこともなく、いちばん好きでした。旅には エルマリート28mm&90mmも持って出ますが、使用目的がハッキリしている場合以外はホテルの部屋に置いていました。今ではボディがM4のみになってしまいましたが、優れたデジタルコンパクト、ライカC-lux2がありますからね。これは毎年モデルチェンジするたびに進化しているので、例外なく発売日予約を入れ、購入しています。
2007/10/13
*近い釜山
どこにでかけても、市場や路地、横町といった生活感溢れる場所
が好き。もちろんカメラを向けるのもそこに本質が見えるから。
が好き。もちろんカメラを向けるのもそこに本質が見えるから。
BEETLE(JR九州高速船）を使えば福岡から2時間55分で釜山に行くことができますな。到着場所が街中なので下船するとすぐ徒歩で散歩が可能ですよ。1泊2日2万円前後のツアーを手に入れることができ、東京へ行くより格安で楽しむことができまよ。賢い女性達は、免税ショップで何か？を購入し元は取れたと喜び、同時に美味しい韓国料理に舌鼓を打っている人もいますね。近い異国、釜山。福岡近郊の方にはとてもオススメです。もちろん、撮影ポイントもたくさんありますよ。
*懐かしい写真
随分昔の写真（家人も若い）ですが海外で最初に感じるのは子供がとてもかわいいということ。白人系はすぐ大人になってしまうので幼少期は貴重じゃないかな。持って帰りたいね。と言いながら、側にいるお母さんに頼んでは子供を抱き上げていましたね。いつものライカM4を片手に、初めてでかけたパリにて。
2007/10/12
*古くても大切に
お気に入りのものがあれば、古くても大切に使ってあげる。
古ければよい、、ということではないけど、もしお気に入りのもので古いものがあれば、きちんと手を入れてあげ使ってあげると、ものも喜びます。例えばカメラ・レンズに限らず、クルマや時計であってもです。コレクションだから棚に仕舞い込んでたまに取り出し見せるだけ、というのをいちばん嫌っています。厳選しミニマムに持つ。というのが理想です。と、いつも自分に言い聞かせています。だから、旅にでるときも最小限の荷物しか持っていきません。何でも持ち過ぎて、身動きできなくなるなんて最悪です。
2007/10/11
*ライカ日和
福岡では、この1週間「ライカ日和」が続きそうです。とはいえ、体調が完全（完璧）ではないので、長時間あるいは遠出はできないと思います。でもね、軽い散歩気分には満たされていますよ。それに、パリで撮ったモノクロ写真のスキャンもあるのでやらなければいけないことはたくさんあるのです。「M-LEICA＊note」には、B&W写真のエントリーがこれから増えますので、楽しみの一つになればいいなと考えています。
*満面の満月
ライカM6使いで、よくコメントをいただいている満月さんが、写真コンテスト「能古の風」にて入選されました。今朝、歓びの一報をもらい、日曜日には能古島博物館で表彰式が催されるとのこと。心地良い日「ライカ日和」話の後にうれしい話が続き、今月は楽しいコトがまだまだ増えそうです。満月さん、おめでとう！
2007/10/10
*意志の強さ
クリニャンクール蚤の市でモーラ（作り物の毛虫のようなもの）を実演販売している男に会いました。「いいカメラで撮ってくれるね。実は俺も写真家なんだ。」「仕事写真は撮らないから、こうやって日銭を稼いでいるのさ。」＜仕事をしない＞私事だけをやって生きていく。という強い意志を持つクリエーターに、フランスではよく出会います。他者とはまったく違う価値観を持つ人も受け入れる幅？（無関心？）があるパリはステキです。もちろん、いろいろな階級（クラス）があるなかでの話ですが・・・
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